インドネシア・バリ島を日本人の視点からお伝えします
人気観光地・バリ島。
そんな、バリ島はヒンドゥー教のかたの占める割合というのが90%。
まさに、ヒンドゥー教の島といっても良いでしょう。
その、ヒンドゥー教の大きな行事の一つに『 ニュピ 』があります。
日本で言う、お正月にあたるものです。
ーーー ニュピとは ーーー
その日に行われます。
この日は、一切の『 外出・労働・灯火の使用・殺生 』等が一切禁止されます。
1日静かに瞑想し世の中の平和を神に祈る日です。
実施の日は、サカ暦に沿って行われますので決まった日ではなく。
だいたい、3月~4月に行われています。
ーーー ニュピ前夜祭・オゴオゴ ーーー
この、ニュピの前日は月が隠れる『 ティルム 』(暗月)の日で冥界のヤマ神・・・
が、大掃除をするので、悪霊プト・カロが地界を追い出されて地上に這い上がってくる。
その為、各村々で悪霊を追い出すために『 オゴオゴ 』と呼ばれる。
鬼の張りぼてを作り村を練り歩きます。
日本の節分に似た、風習ですね。
レギャン通りを歩く子供たち |
日本で言う、自治体単位でニュピに向けて製作するようです。
ーーー ニュピ当日 ーーー
さて、ニュピ当日と言いましても外に出ることが出来ません。
なので、特筆すべき事はないのですが、ヒンドゥー教徒以外もニュピは外出禁止。
私たち在住者は、事前にパンやカップラーメンなんかを買っておき。
おなかが空いたら食べる。
それ以外にやる事のない日となってしまいます。
しかし、いけない事ですがチラッと空を見たのですが。
本当に、空一面の満天の星空には感動を覚えました。
あれは、一度見るべき美しさでした。
ーーー ニュピ明け ーーー
さて、ニュピ明けはどうなっているのか???
ニュピ明けは、例の『 オゴオゴ 』をビーチで燃やします。
しかし、私がクタビーチにその写真を撮りたくて知人と5時間待ったのですが・・・
燃やすとこは見れませんでした。
例年は、暗くなったら燃やすと聞いたのですが一向に始まらず・・・
痺れを切らして、帰ってしまいました。
後で聞いた話と、確認まで出来たことがあります。
最近は、この『 オゴオゴ 』ホテルなんかに飾るようです。
なので、全部が全部燃やすみたいじゃありません。
この、オゴオゴを数日後、町で見つけました。 |
なので、申し訳ありませんが。
燃やす写真がないんです・・・
なので、初日の出じゃないですが、初サンセットの写真で勘弁してください。
以上、バリ島のニュピについてでした。
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では、この辺で・・・
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